遺言には大きく分けて2つの種類があり、普通方式の遺言と特別方式の遺言に分けられます。
普通方式の遺言には「自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言」があり、一般的には普通方式の遺言を作成します。一方、特別方式の遺言には、「死亡緊急時の遺言・一般隔絶地の遺言・在船者の遺言・船舶遭難者の遺言」などがあり、死亡が緊急に迫っているときなど普通方式の遺言を遺せる状態にないときに用いられるのが一般的です。遺言の中では、誰に何を遺贈・相続するか決めることができ、遺言に基づいて行われる相続を指定相続といいます。また、相続人の廃除や子の認知などについても遺言の中で定めることができます。なお、遺言の内容については、法律的には相続人と事前に話し合っておく必要はなく、遺言者の一方的な意思表示でよいとされています。
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遺言書とは
遺言書とは、遺言者の人生最後の意思表示で、自分の財産の処分や子の認知、相続分などについて指定するものをいいます。エンディングノートなどと同じように考える方もいらっしゃいますが、法的な効力が認めら...
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自筆証書遺言とは
自筆証書遺言とは、自分ひとりで作成できる遺言書で、自筆で遺言内容を書き、封印します。公正証書遺言や秘密証書遺言のように公証人役場に行って作成する必要はなく、公証人に支払う手数料や特別な手続きも必...
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公正証書遺言とは
公正証書遺言とは、公証人役場で公証人に依頼して作成する遺言書です。公証人に依頼して遺言書を作成することから、自筆証書遺言と比べて「公証人の手数料がかかる」、「作成の手間や時間がかかる」、「遺言内...
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秘密証書遺言とは
秘密証書遺言とは、公証人役場で遺言書の存在のみを認めてもらう遺言書です。公正証書遺言と同じように公証人役場へ行って手続きを行ないますが、遺言の内容自体を公証人に依頼して作成するわけではなく、自分...
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遺言書の検認
遺言書の検認は、自筆証書遺言や秘密証書遺言を発見したときに必要な手続きです。遺言書は遺言者の最期の意思表示として、誰に何を遺贈・相続するのかを決めたり、子に認知を行なったりする重要な書類となるた...
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遺言作成の注意点
自筆証書遺言や秘密証書遺言など自分ひとりで遺言内容を作成できる遺言書を遺すときには、遺留分に注意が必要です。遺留分とは、法定相続人が最低限受け取ることのできる相続分のことで、相続欠格などがない限...
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遺言の無効確認訴訟
遺言無効確認訴訟とは、遺言が無効であることを裁判所に確認してもらうための訴訟のことをいいます。例えば、遺言を作成したときに認知症などが原因で遺言者に遺言能力が欠如していた可能性があるときや、自筆...
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遺言書にはどんな効力があるか
遺言書には、だれにどの財産をどれくらい渡すかを記しておくことができます。最も利用されている遺言書の形式は「自筆証書遺言」と呼ばれる方式のものです。 遺言書には8つの効力があります。 ① 遺贈に...
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公正証書遺言の効力|知っておくべき有効になる条件とは
◆公正証書遺言とは 遺言というものを聞いたことがある方は多数いらっしゃると思います。そしてその遺言には3種類の遺言があり、そのうちのひとつが公正証書遺言となっています。 公正証書遺言以外には自筆...
相続税の時効
相続税とは原則、相続開始(被相続人の死亡した次の日)から10か月以...
相続税の延納制度
相続税の納付期限は、申告の期限と同じく、相続の開始を知ったとき(通...
相続放棄
相続放棄とは、プラスの財産もマイナスの財産もすべての相続財産の相続...
兄弟姉妹間の遺産相...
人が亡くなった時に、必ず相続が発生してきます。被相続人(亡くなった...
遺留分・遺留分侵害...
■ 遺留分とは 被相続人(相続される人)は、生前に死後の自身の財産...
相続税評価額とは
相続が始まると、遺産分割協議や相続登記などの法律手続きの他に、相続...
遺産の使い込みが発...
被相続人(亡くなった人)が生前、親族(相続人)と同居をしていた時や...
生前に相続放棄(遺...
相続放棄は、相続が発生してからでないとすることができません。法律上...
相続税の申告
相続税の申告・納税は、相続の開始を知ったとき(通常は、被相続人が亡...
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